2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

難民に関する国際法上の基本事項(プラクティス国際法講義第2版から)

第七章から 個人の国際法主体性 伝統的国際法では、個人の国際法主体性は否定されてきたが、近年では限定的に認められつつある。ただし、その要件はまだ定まっていない。 個人の国際法上の権利能力 「伝統的国際法においては国家のみが主体であって、個人(自…

薬師寺泰蔵『公共政策』(東京大学出版会、1989) 第4章

1955年コネチカット州 リビコフ知事の高速道路の速度規制を事例とした政策評価 1956年には交通事故死亡者数が324人から284人に減った。 これは、リビコフ知事が行った速度規制によるものなのだろうか? 疑似実験計画法(Quasi-Experimental Design):政策分析…